炭のお話 vol.3
炭の種類と特徴
炭には大きく分けて、白炭・黒炭・竹炭があります。
“白炭”といえば代表格は備長炭。叩くとカンカンと金属音を発するほどかたく焼き締まっており、表面が白っぽいのが特徴です。火のつきはイマイチですが、火持ちのよさは抜群。その特徴を生かし、焼き鳥やうなぎなどの焼き物に珍重されます。また、汚れを吸着したり浄化したりする効果もあります。黒い粉があまり出ないため、飲料・料理・入浴用などにも使われます。
“黒炭”は比較的やわらかい炭で、表面が黒く樹皮が残っているのが特徴。黒い粉が多いので、飲料・料理などには向いていません。でも、嫌な臭いを吸収したり、湿気を吸収したり、放出したりと、大活躍してくれます。さらに効果は半永久的に続きます。
ハマホームの床下炭は、この性質を利用して黒炭を使用しております(床下だけでなく家中を快適で綺麗な空気にします)
“竹炭”は竹から作った炭で、木炭と同様の効能があります。やわらかく割れやすいのですが、黒い粉が少ないので白炭同様に飲料水などにもOKで、広範囲に使えます。
どの炭を使うかは、使用用途で選んだり、炭の見た目や質感などを利用して、かごに入れてインテリアに使用することも可能です!